ショーケン四態3

三態として書き足りない部分がたくさんありながらも書いていたら四態に増える。

なんというか。。。昔の映像を見ながらさる日記を書きながら想ってたのは
「私はハギワラケンイチあんまり好きじゃない」ってことに凄く思い当たってしまった。

確かにあのときのショーケンはかっこよかったが 「いつかギラギラ」も「おふくろ」も
ショーケンである必然性はなかったと思う。だけど「傷天」は彼でなければ!だったろう。
傷だらけの天使」の項に書こうとは思っていたけど 当時あれを見てても
ハマらなかったのは私が生意気な女だからだろうと思う。

小中学生だったと思うけど男に対するハードルが高かったのだろうと思われる。
若い男の子が当時お洋服を買うことは難しかった。せいぜいタカQとかミツミネ?w
間違ってもビギの服なんて田舎の小僧が買えるものではなかった。
それを着こなすショーケンはモデルとは違う親近感でお洒落で憧憬の的だったろう。

そして「傷天」の設定が私には致命的にダメだった。
あれが「スターだったショーケン」か「アキラ」だったら良かったんだと思う。
ショーケンの「修」の設定は嫁に死なれた子持ち。千葉の田舎出身。
みんなが今でも大好きなペントハウスもステキではあれ小汚い。言葉は単にチンピラ。
そしてお洒落なお洋服を着てないときは普通に小汚い青年。

私がもっと成長して若い頃もそうだったけど 東京には3畳アパートに住みながら
週末はスーツなんか着て六本木のディスコに遊びに行く田舎出身の小僧がたくさんいた。
まぁ自分も田舎モンなんだけどさ まだ子供の私でも「修」のそういうところが
透けて見えてイヤだったんだよね。分不相応のそれってカッコ悪いじゃん。

後追いだけどやはり私は優作の「小奇麗なペントハウス」が大好きだった。
比較するのは違うと思うけど「修」は単純に「イイ人」であって粋ではなかったもん。
もうひとつ理由はあるけどそれは「その4」に取っておくとして。

まぁGSのときもショーケンは見てなかったし それからもあまり見てなかったし
今でもしつこい人気があるのが解らなくて 軌道修正するために
http://www.youtube.com/watch?v=YfiIEacIgfQ を見てみた。

そしてつい一昨年出たばかりの自叙伝の噂を聞き うっかり検索したところ
これがウチの図書館スゴイ!あって借りてきた。まったくなんでもあるなw
それを今日は読んでいる。タレント本と侮っていたらこれが読み手があって1時間じゃ読みきらんブツ。
なんとも語りきれない。