久し振りにパトリシアコーンウェル「核心」

買ったまま1年放置しまくりだった「核心」昨日から読みだして やっぱり一気に
読むハメになり今日はおさぼりモードで読了。
なんつーか相変わらず過ぎて安定感だけが突出しているがそれなり面白い。
キングとは違うベクトルでの世界の変化を語るのは上手いなぁとは思う。
しかし毎度々々まだまだまだまだ話は続く展開なのに気付くと残りは数ページ。
そして相変わらずさっぱりと話が収束して終息。
もうこの件に関しては物足りなさを感じなくなった。学習させられたのかもw


ふと気付くともうこの検視官シリーズも20年。
当初は女が書いた割には車や火器やコンピュータに対する描写に血が通っていて
検視官の実務と含めて面白かった。過去形にするつもりはないけど。
マンネリ打開の為か途中からハーレクイン的w描写が増えたのには食傷したけどそれも
まぁ普通に乗り越えてもきた。
ところが流石に今作。20年もケイスカーペッタと付き合っているとねぇ。。。


主人公が博識な美人さんてのが当たり前の設定ではあれさー
50も過ぎて60近いケイとベントンを未だにヒーローヒロイン然と書かれてて美しいセックス
描写(笑いどこ  などマトモに考えれば気持ち悪いだけなんだなこれが。
ブ-な年配のセックスを想定させられるのも気持悪いが美男美女とて意味はない。
年配のセックスを否定するわけではないが そのへんは嗜めよなぁと思う。
やっぱそういう描写が求められてるのかねぇ。。。(苦
穿ってみると 年配夫婦でもレスじゃないってことにしたいのかもなぁ(クスクス


まぁ久し振りに物語を読んで良かった。
昨今自伝みたいな本ばかりだったから空想社会に浸るのも悪くない。
一応の終息は見れたしここでもう打ち切ってくれりゃいいのになぁと切に望む。
新鮮だった検視官シリーズは今やすっかり他の媒体に食われまくっている。
女の検視官とか解剖とか捜査方法手法など アメドラマでやりつくしてる感が強い。
何か映像には惹かれないから殆ど見ないけど 今初期シリーズ読み返したとしても
本を読む楽しみには叶わないような気がしてる。
これもネットで横書きテキストを延々読むのともまるで違う。不思議だなぁ価値観。


そういや先週かなトレッドミル走りながら午後ローで推定無罪やってたんで見てた。
ボニーベデリア好きだけど このボニーベデリアだけは好きになれない。
これまた知的な役なのに無駄におっぱいがデカク知的に見えない。
人のことは言えないが歳取ったらちぃとはカラダのライン隠して欲しいの(ホシーノ風