「きずな」の巻

別に天邪鬼だからじゃないけど あんまり猫を売り物にすんの嫌いだし
以前チラっと数秒見たときに「ツマンネ」と思って見なかったのだけど またTVK
再放送を>始めたんで最初からじゃないけど見出してしまった『ねこタクシー

竹山くんが好きなわけでもないし ここ3話づつの放送を続けてみるには流石に
展開が散漫すぎて飽きてしまうのも事実。
役とは言えなんつーかこうボソボソ喋るハッキリしない男って好きじゃないのよね。
役者じゃないからだろうけどセリフも少なくてナレーションで感情や状況描写をするから
今回の彼は楽な仕事に当たったなとも思ったり。

そうは言ってもあまりに御子神さんが大人しくて可愛くて。
あんまり役者猫すぎて見えないとこでシバかれてるとか思うと可哀想だけど。
エンディングの唄も 何の関係もない場面で聞いたら間違いなく聞かないだろうけど
なんだか凄くイイ唄に聞こえるシマツw

それはさておきこないだの撮っておいたのを見る。「きずな」の回。
まぁ猫のタクシーを始めたおかげで他者との関係性が増えたという話なのだが
「今まではなるべく他人と関わらないように息をひそめて生きてきた」みたいな話。
なんか私もここ数年そんな感じだなぁと。
関わりたい部分もあるのだけど 今までのように誰かたちと仲の良い関係性を
築くことが物理的に難しくなっているのは事実だから。
面倒なのもあるし 私自身の性質以外のものを敬遠される状態が生じるのも嫌だしな。

楽しいことでも悲しいことでも悔しいことでも そのときそのときに話せる人がいない。
あぁ私ひとりじゃんと解っちゃった。
御子神さんではないけど ウチの猫だって話は聞かないしなw 猫なんてそんなもの。
いるだけでも嬉しいけどさ。

ホントに最近また死ぬことが怖かったり 突然半身不随にでもなったらどうしようとか
凄く不安を感じてしまう。寝たきりのまま誰にも気付かれず 気付かれたとしても
何一つ対処はしてもらえないままになるんだろうなとか。

寂しいなぁと思って涙がポロリと出た。