スペルの敵をイングロリアスバスターズで討つ

。。。おもろかった。。。
しかしブラピが主役?主役がブラピ? 流れがスナッチ風な作り。つまりオモロイw
これは私にとってはお笑い映画ですね。

このところ劇場に行くこと自体は嬉しく楽しかったがなんせ作品の質が低い。
どーせタラだし このところ面白くないタラだし 適当に見るタラだし。と。
尺的に冗長感は否めないが ホント頭からっぽに楽しめるわコレ。
演出と脚本がもう子供。難しいのじゃなく超簡単なジグゾーパズルをペコンペコンと
嵌めこんでいく面白さというところか。
んでなんか構成が日本ぽいんだなー。ハリウッドぽい流れじゃない気がした。

バイオレンスっぷりも相変わらずで 最近グロ画像に嫌悪を感じるようになっている
常識人に変化してしまった己を感じるが まぁ慣れると「もっとやれ」だw
頭皮を削ぎ切るとこより金属バットで殴り殺すとここそもっと描写しろとか。

何よりタランティーノの映画のヒロインは嫌いな顔が多いのに 今日は私好みの美人さん揃い。
惜しむらくはショシャナの首のほくろ(いぼ)あれさえなければ絶賛な女だわ。
ダイアンなんやらも凄く綺麗で見てて気持ちがいい。持ち上げたオッパイが美しい。
そしてキルビルに引き続きジュリードレヒュスまたタラ映画に。気に入られてるのかしらね。
これがまた本人が拒否してんのか演出かわからんけどエッチシーンに裸がないのが
むしろエロくてよろしい。原点回帰かねぇ?まんま性描写より余程そそるねうん。

ナチのエリートさんがヒロインに拒絶されていきなり逆切れとか笑える。
「親切にして『やった』のに」とか言って 紳士な裏返しがつまらんプライドかと。
バブル時代のミツグ君の逆切れと思っていただけると幸いw

OPから思い出せない昔の曲。映画フイルムが可燃物なためバスに乗れないくだりで
差し挟まれた映像はこれまた思い出せないけどヒッチコックのなんかだっけかな。
こうなんともいえないツボを押してくれるんだな。
グラインドハウス2連戦が楽しみきれなかったんで その敵も討てたかなぁという感じ。
ただそんなに迫力を楽しむほどでもなく 超簡単パズルを楽しむだけなんでウチで
見ても良かったかもしんない程度ではある。意外性は何もなしタラ的予定調和。

ラスト15分は自分がニマニマしているのが判る。なんだか久し振りに楽しく笑えたよ。
小学生のとき見てたら自己ベスト5に入ってたよーな作品というと一番しっくり。
まぁもっと良い映画は腐るほどたくさんありますからw