ドラゴンヘッド

竜頭。時計じゃないよ頭だよ。なんだかなタイトルに意味を感じられなかった。

ショッカー改造手術で扁桃帯と海馬を摘出して縫合したら恐怖がなくなるって(呆
んなもな行動心理でどうにでもなるんじゃね?と。戦火の人間見てみなよと。

望月峯太郎どうにも好きなんだけど これに関しては最後までつまらんかった。
最初のプロットだけで最後までダラダラ思いつかないで描き続けた感アリアリ。起承だけ。
厨房なら琴線に触れる部分はあるのかもしれないけど あの状況下で考えれば
厨房的モラルの欠如も当たり前になるだろうし 本能のみに突出するかさてまた
理性を温存してサバイバルチックに進んで行くかの二択であろう。

ゴールはどちらも同じだけど。

「この世の終わりに独りはいやよ」というのは真理なんだろうけどね。
プラネテスで「愛がない」ってのと同じ人間の本質というか欲求というか。

この世の終わりに独りでもいいかなと考えられるようになるべく頑張ろう。
それなら「寂しさ」だけで済むじゃん。寂しさに対する価値観次第だが。

ややこしいことはさておき 大災害で伊豆が分断される描写は日本沈没にもあったが
地形を把握というか記憶しておかないとダメだなと。
子供の頃八丁池なんか確か遠足で行ったと思うけど「あのへん」てだけで全然
覚えてないもんなー。天城山中なんて津波は逃れても気温で死ぬぞ。

昔の仕事柄災害研修なんてものがあって 大津波になると沼津の市街は2秒(だったかな?)
で消滅するんだっけかな。2秒は大袈裟でも10分とは持つまい。
せめて愛鷹方面に逃げるにしても 車での移動は制限されるだろうし徒歩では
1時間でも辿りつけないんじゃないだろうか。何よりパニックで無理だろう。

東京ならどうだろう。沿岸部はさておき太平洋側は一応東京「湾」で若干の
時間は稼げるかもしれないが所詮平坦だ。多摩方面の山間部と言えども遠い。
読ランあたりの山じゃ 神奈川側からの侵食で地盤が緩んでダメだろう狭いし。
ウチあたりはどうなんだろう。

「生き残って未来を創造する」なんてキレイごとでしかないだろう。
サバイバルチックwな方向でまずは生き残る方略を考えないとダメだろう。どうせ死ぬけど。
それには女一人じゃ無理だ。つまりオタオタせんと死を待つ勇気を持つことだ。