Is this it?

This is itを見てきたが日記タイトルはスペルに対してであるw
原題はDRAG ME TO HELL 思った通りこれは劇場で見なければならない映画。
とっても家のTVじゃ見れません。もっとナンセンスな面白さを期待してたが今一。
邦題は『骨折り損のくたびれもうけ』で良かったと思うぞw

予告で全ての人の思い通りに電車に轢き殺されはしません。
これ地上波になったとき2chの実況板が今から楽しみ。なんせ飼い猫殺すんだもん
HELL!HELL!GO TO HELL!の大合唱になることだろうと思うw ヌココロスダメゼッタイ。
まさにバッドエンドの楽しさはあるが 二度は見るに耐えないブツではある。

そしてまいけりに香典代わりと2本立ての一日。
単純な日本頭だと今度のツアー中止での払い戻しやキャンセル料やらスタッフへの補償やら
2次使用の版権利権と莫大な債務のために映画化で少しでも回収とか思うんだろうけど
実際は契約別物だし ソニーエンタが金儲けしたいのと乗っかる人の利害が一致か。

そうだよねアメリカだしイギリス公演だし公演の中止自体はロイズあたりの責任保険に
入ってるだろうから補償面では関係ないか〜。
本当に殺人ならその賠償責任をあの主治医にもってくんだろうなーとか。

むしろ公演をやるより映画化にあたってスタッフが個人的にも前面に出られたのは
金銭面では勿論ながら将来への補償となって彼らにはラッキーだっただろう。
ただもう同じパフォーマーという土俵ではなく ダンサーの誰もがお客さんに成り下がって
マイケルの前では致し方ない当然のことかもしれないが ちょっと覇気が足りんよなと。
名前の出ない裏方さんたちはちょっとお気の毒だけどそっちは金銭だけでもで。

そして肝心のまいけり。男だけど『歌姫』という言葉が一番頭に浮かんだ。
OPから50歳のって意識付けをされてるせいもあり 莫大な収入に甘んじることなく
あの声を出すというのは素晴らしい努力だし才能だけでは図れない。
比ぶべくもないが田原俊彦とひろみさんの違いみたいなもんだ。
KING OF POPと周りが言ってたが 紛れもなくGOD OF POPだと思った。人じゃないよありゃ。

今回は環境問題で行脚したかったようだけど チャリティとかそういうの胡散臭く感じる
私にはピンとこないし ここ数年の報道の真偽はともかく素直に取れない。
しかしそれを余りある技術が補っている。マイケルジャクソンとは技術の粋だと思った。

これも家TVじゃなく劇場で見て良かった。ココロよりR.I.P
まいけりと同じ時代でそのままの状態で一緒に歩めた自分を嬉しく思い悼む。