大人になってくれた(しみじみ

ヤツが17の頃からの年下の友人。子供二人も大きくなり早40の声を聞くまでに。
行く道すがら色々考えた。私の友達ゆえ些か変わってもいるのだけどw
なんだかんだと長く付き合う友人は 殺伐な私とは正反対で優しいのばかりだ。
そして彼女も一般的な会社などに就職したこともなく お国の社員の旦那さんと
結婚して子育てと時々外貨を稼ぐ程度で これといって社会的に揉まれたこともなく
ある意味シアワセだわよなーと。シアワセなことばかりじゃないだろうけどまぁ概ねね。

世間知らずはそのまんまなりにも 私と違う生活で私と違う交友関係を経て
相変わらず私には可愛い妹にしか見えないなりにも大人になっちゃったなーと。
なまじ余計な世間を知らない分 頭で勝手に判断することなく「性格的」な判断を
フラットに下すのが非常にありがたい。こっちもズレたところ修正できるし。

ここへきてヲトナの話題を対等に話せるようになったのがとても嬉しかった。
ホント何にもわからん子供でしかなかったのになー。
本人とも話したけど「ハタチやそこらの小娘同士の会話じゃないんだからある程度
キツくても落としどころのある結論を出さないとね」と。
私自身の愚痴言うような性格じゃないとこも 対処のやり方も熟知しているし
まぁ逆も然り。生育環境を理解しあっているのは言葉以上の助けだなと。

んで結局のところ環境が人間を作るよねって話で 彼女は彼女なりに私とは違う
ベクトルから同じことを考えていたそうだ。彼女の交友関係から。

前に大きな世話で「子供大学行かせてやりな」と言ったことの言外の意味を
理解してくれてた。世話焼かずとも子供自身が上に行きたい気持ちもあったけどさ。
学歴推奨論者ではないけど どんな三流四流でもイイから大学行く方がイイっての
身を持って体感することがあったらしい。互いに高卒を否定してるわけでもないし。

私たちにしてみれば15だろうがハタチだろうが同じ子供でしかないけれど
中高の子供同士の対人関係と もう少し上の年齢でより人格が形成された上での
人間関係では違うということが 子供の成長と共に判ってきたというところなんだろう。
そしてその交友関係の拡がりがかなり人格に影響をもたらすことを。

引きこもりや学校行かない子たちに拡がりがないのは当たり前のことだわなと。
発達が未熟になっても仕方がないと。子育て気をつけるよだそーだw