今更トムヤムクンを見た

2005年の映画だったのね。タイトルで敬遠していたんだなと我ながら思う。

マッハのときとは違い 制作費が潤沢にあるのだなぁと凄く感じる。
マッハでかなり儲けたからなんだろうなと単純に思う。
マッハと同様お話は稚拙で古臭い。泣き所を動物に持ってくのは好きじゃない。

しかしお寺でカポエラの人との格闘シーンは新鮮に感じられて面白かった。
水の中ですげーカポエラって斬新。今までの人生で見たことないと思う。
その人の負け際があまりに淡白すぎて物足りなかったけど。
その後ロック様のパクリみたいなとこもあったし。

何人切りだか知らないけど 全然長回しじゃないけど長まわし風に見せながら
大人数の関節をキメていくくだりが売りなんだろう。
プロレスが面白くなくなった原因みたいに 究極の闘いとなるとやはり関節かと
しみじみ悲しくなる。必然はわかるんだけどさー。そしてあんなに何十人もの
関節キメたくせに 大きい欧米人には関節キメないでやられまくり。
おまえの関節技はなんのための関節技かと小一時間w

開始からの冗長ささえ乗り切れば なんとか楽しめる物件かなぁ。
しっかしトニー・ジャー。やってることは凄いんだけど華がなさすぎる。
田舎モノの設定じゃなくて クールな役などできるのだろうか疑問。

さて細木数子がレギュラー番組を降りるとな。いやはや稼ぎ方がウマイねこりゃ。
ここ半年くらい前に初めて見て 時々チャンネル変えずに見ることが増えたけど
みのと同じく不愉快ながらもボンジョビをホスト化させたり 長い物に巻かれろ風に
弱小事務所の芸能人を苛めるさまなど単純明快で面白いこともあった。

これまたみのと同じく滅茶苦茶なことを言いつつ 一般常識な正論を掲げては
賛同を得ようというのもウマイやりかただ。まったく対極にいる人なのになw

水商売上りの女のサクセスストーリーとしては単純に素晴らしい。目端が利く。コレに尽きる。
ただ単純に 女ってのは威張りたいもんなんだなーっての目に見せて体現して
くれた稀有な存在かなと。
まぁ守屋の嫁みたいに旦那の褌じゃなく 己の器量であそこまで行ったことは
素直に尊敬するよ。
しかしあれだけ金持ってて 昔からヘアスタイルの酷さは如何なものかと不思議。

好きではないが 昔の結婚無効の件などで叩かれるのはちょっとだけヤな感じ。
裁判は裁判だし 男と女の本当のとこなんか判らないのにさ。
あんなだけど情で動いた部分だってあったかもしれないのに。