いやはや壮絶だな。。。

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ウチの婆は料理が下手なおかげか 食べることに私は執念を燃やしてきたようなもんw

私のおふくろの味は「味の素」とレトルト。婆=専業主婦
嫁入り前に同居してた兄嫁は凄い料理上手。嫁入り後に半同居していた義理姉も
商売やるほど上手い人。何してただか。。。

焼き魚が黒コゲで出てこなかったことはない。煮物は激烈な醤油汁。
親戚中でも評判だったが「何か作ってくる」と台所に行き1時間過ぎたころに
出てくるのは黒コゲ干物と味噌汁(ワカメだけ そして塩蔵ワカメも殆ど洗わない)
浅漬けなのに古漬けの味の漬物に 付け合せもない目玉焼き。

献立だけ聞けば普通の日本の朝ごはんで良さそうだが 料理の下手な人って
メニューだけで作った満足感やら達成感やら優越感やら得るんだろうなー。
そしてこれが夕飯だ。。。夜に干物と味噌汁というのは家ではありえん。
子供の頃 朝御飯を食べないクセがついた。

よって幼少時から父親と外食が多かった。自宅の夕食時は星一徹みたいだった。
料理学校も行かせた。唯一食えたのは3時間は掛かるプリン作りだけだった。
学校の帰りのデパ地下惣菜やら 焼きたてパンやら土産の方が楽しみに。
そしてヤツは「喫茶店やりたい」とぬかしてた。客は1時間も掛かって出てくる
塩漬けナポリタンなど食べちゃくれない。。。コーヒー出るまで40分。。。

毎晩テーブル上を見て父親の怒鳴り声が響かない日はない毎日であった。
「こんなものが食えるかーっ!誰が食うんだ乞食も食わにゃー!」とw
流石に困った婆は 鍋(ただ煮てミツカンのポン酢で食べるだけ)、刺身、すきやき/
しゃぶしゃぶ/焼肉(出てくるまで1時間超そこから卓上調理)の繰り返しとなった。
イイ肉だけ出てくりゃ満足な父親もバカっちゃバカ。費用面を考えないのね。

弁当中にやきそばのみを入れられたこともある。そうめんを自分で茹でて入れて
めんつゆと刻みネギを持って学校に行った。そのほうがマシだからだ。
揖保の糸すら5分以上茹でるヤツ。わざわざマズクなるまで麺類を茹でる。
ただでさえ激塩辛い鮭にてんこもりの塩を更に振って焦げるまで焼く女だ。
そしてヤツ自身は3膳飯を食らうか(そらそーだ)質素ぶって食わないときたw

こちらに引き取ったあと「自分で料理が作りたいー!麻婆豆腐がっ」とほざいた。
勿論言ってやりました「丸味屋か?永谷園か?」と。刻みネギすら入れる頭がないのに。
メシマズな嫁を持つ人々を心から応援してみるw