NYPDのある家庭人の話

1公開時に昔のショービズだったか おすぎだったか言ってたのを未だに覚えてるのだが
ダイハードは初期からダイハード/ダイハーダー/ダイハーデストの3部作であることを。
3は今一中だるみが多くてアレだけど やっぱり1は最早古典的良作であった。
さて今更の4はと期待していたが ある意味期待外れ。いや面白かったけどさ。

時代で仕方がないのだろうけどサイバーテロなんて なんだか手垢のついたネタと
ネット世代の小賢しい若者的な描写が バッチリではあれステレオタイプと言えなくもない。

今回はエンドクレジットの多数スタントの明記でも判るようにカーアクション満載。
車がキャット空中3回転って描写は初めて見たかも。素晴らしいぞニャンパラリ。
ヘリの機上やモニターから見る交差点での事故風景などの描写も良かったなー。
但し良かったのはヘリコちゃんを車で落っことすまで。
F30だったか35の使い方がイクナイ。尚且つ爆発させちゃうのにはドン引き。
あれはやりすぎだしリアリズムの欠片もなく戦闘機オタへの冒涜だっw

面白いし見て損はないんだけどねー。。。見なくても良かったかとも思える。
ダイハードの冠つければ それなりキャラクターも使いまわしできたり
感情移入も得やすいし 家族間のネタも引っ張れるからラクなんだろうけど
別にダイハードシリーズでなくても良かったし その方がブルース・ウィリス的には
新しい代表作になり得たであろうと思う。
タイトルはニューヨーク市警の家族大好きお父さん物語で良かったじゃん。

終わってエンドロール見ないで帰ろうと思いきや ラストにもCCRだったんで
座りなおしてしまった。あんまり好きじゃないけどタマに聞くと良かったCCR。
300のエンドがカッコ良かっただけに余計思ってしまったんだと思われる。

それでもダイハード4.0は泥臭いイメージで観ている人は多いようだけど
もう泥臭さ満載のヒューマニズムで良作を求めるのは難しくなってきてるみたい。
予告で見たトランスフォーマーはメカメカ合戦みたいで面白そうだなーと思ったけど
もうあぁいうののCGとかを楽しむような見方にならないと厳しくなるのかも。
ヒューマニズムっても色恋モノや子供モノはうざいだけだしなー。
ドリームワークスってだけで 一瞬二の足踏んじゃう自分がいたりするし。

ともかくダイハードと言うならクリスマスの話でなきゃなー。。。