あまり商法って変わんないのかな1

母親のニホンブンカセンターの山のような支払いを済ませた。つまらんものばっかり買ってる。
こんなもん分割で買うバカがいるかと怒っていたのだが。
郵便転送のおかげで これでもかとやってくるDMにムカムカしる。

まず大抵すぐに申込書に記入できるようにボールペンが同封されてたり
すぐに申込できるように切手が同封されてたり安もんの景品が当るクジ付だったり
まぁ見るからにくだらない特典つきで空けなくては捨てもできん。
んで開いてみると。。。

上得意の●●様 日頃の感謝を込めて今回●●様が選ばれましたとか実名入り。
こんなとこでモノ買うのにお得意様もあるもんかと思うのだが 単純な田舎の
年寄りは気持ちイイんだろう。1万以上する布団圧縮パックなんか買ってアホクサである。

営業の基本は同業他社との差別化や希少性に尽きると思ってはいるのだけれど
こんなあからさまなのを本当に喜ぶ人がいるのね相変わらず。
売るほうは売れれば良いし 通販なんか相手の顔も見えないんだから機械的
顔の見えない印刷物に世辞使われて嬉しいのが私には理解不能である。
三越の渉外担当でも呼んでみれw

お世辞だとわかっちゃいても 人間て褒められるのがやっぱり好き。
これをお世辞と思わせずにやるのが営業の腕でもあるのは経験済みだけど
そんなに褒められたいのかなぁ。。。どうもこういう欲求が自分にはない。

これだけ通販やネット販売なんかが隆盛だと同じものを買うにも比較する。
商売上少し高くても決まったとこで買わなくてはならない場面もあるけれど
世辞言われて笑顔を貰うだけで高い金額を払うのはバカバカしくってなぁ。
もう商売辞めちゃったから心行くまで安いもの探して後腐れなく買うのはラク

葬式でも言われたよ。「おたくぐらいの大きな家ではこれぐらいの。。。」と
高いものを勧められる。これは葬儀に限らず家財や小物でも同じこと。
窓口が母親だったら お世辞を真に受けてその気になってたことだろう。

一回こっきりで既に世間から引退した人間の葬式で こっちの商売の後に繋がる
わけでもなし 見栄張る必要性も感じなかったからハナから話もロクに聞かず
「一番安いのでっ!」と言って大正解だった。
そうは言っても見栄張らざるを得ない部分もあったり 結局300万程かかるんだもの。
その気になってたら幾らになっていたことか。田舎の葬儀の恐ろしさを知った。