むづかしいなとおもうこと1

まぁ父親が癌で自宅療養中(つーのも適切な文言ではないけども)であるのだが。

抗がん剤治療も効果が薄く(父親は末期なので他の方には効果があるでしょうけど)
やらないことに決めたので 正直やることもなく看病つーこともまるでない。
なので一緒に暮らさないのだが(家が広いのに私の寝るところすらないし・謎)

食欲があまりないことと かなりボケてることも流石に心配でもあり再入院希望。
まぁ実際70半ばで歳とった癌患者で 朝から晩まで寝てるじじいに食欲があろう
はずもないのだが 餓えで死期が早まるのも本意ではないので対策しようと。
(そこで鰻を馳走したのだが半分食べられるんだもの十分だよ)
母親は変わってるのでマトモな対応など望むべくもないし。

以前から通っていて遠い病院を紹介されて入院したのだが 治療方針なども含めて
また前の近い病院に。親父はこの担当医が嫌いだとその病院に戻るのを嫌がってたが
なんのことはない愛想のない厳しい先生で チヤホヤしてくれないから嫌いと判明w
私はそういう甘えは許さないし他に適切な病院もなく 説得して通わせているのだが。

患者にですら愛想ないのに私にまでいいわけなく 徐々に嫌さが私にも染みてきたw
転院してきたときもナカナカにむづかしい医者だなとは思ったのだが 前院でも
未告知の件ではじっくりと話し合って 方針を決めて全て私の責任においてやると
いうことで各人の同意を得て このむづかしい先生にも連絡をしてもらった経緯が
あるし 流石に紹介状などから状況はご存知だろうと安心していたのである。

結局また蒸し返すような話になって(この医者は本人告知を大推奨なタチである)
今回は入院希望が蹴られたので またお悩みが続くのであった。

さて遡るが前院での今後の方針である。
抗がん剤を投与するメリットデメリットを踏まえ 末期患者の親父には余命一ヶ月ほどが
延びる「可能性が」あるとのことであった。
抗がん剤の投与は副作用も含め それなりにキツイ処置になるとのこと。

未告知とは言え 仮定として本人にうっすら話してみると余計なことはしたくない。
とのことではあるが 生への執着もうっすら見えるわけで。
そして昔からデカイこと言ってるが 何もないよわぞうである。
こりゃ言わん方を選ぶなと判断した。これは他の人には判らない実際に情の欠片も
感じられない親子関係であっても間違いない判断だと私自身は確信している。