アメリカナイズバンザイとなるのかどうか

実験棟屋上の屋根壊れ中1転落死
 3日午後2時ごろ、東京都調布市独立行政法人「消防研究所」の大規模火災実験棟で
近くに住む中学1年の男子生徒(13)が屋根から建物内に転落し、約20メートル下の
コンクリート床で全身を強く打って死亡した。

 調べでは、実験棟は鉄筋コンクリート製だったが、屋根の一部分は塩化カルシウム製の
耐火ボードが敷き詰められているだけで、少年の体重で耐火ボードが割れたらしい。

 少年は同級生4人と同日午後から「探検ごっこ」と称して研究所の敷地内にフェンスを乗り越えて侵入。実験棟の外側の階段から屋根に上ったという。

と日刊スポーツに。
昔の子供はこんな遊びしたもんだわねぇとプチ感慨。
何か失敗してもちょっとしたケガ程度で済んだ。なんで死んじゃうのかね。
昔は地べたは土や床は木材がデフォルトだったから?コンクリじゃそらヤバイは。
耐火ボードっても補強部分以外を歩いたら抜けるよ〜なんて学校で教えちゃくれないし。

死亡者の不法侵入を訴えるのか この親はこの法人の管理責任を訴えるのか。
法律に則って世の中は回ってるけれど 米マクドのコーヒーヤケド訴訟みたいなのが
日本でも当たり前になってきてるなぁ。まだこの件の結果は知らないけど。

自由と権利をはきちがえてるっちゅーかなんちゅーか。
悪知恵浅知恵満載の私でも違和感がある。モラルの視点が違うからだと思う。
訴訟を起こすのが容易になってきている利便性というかお手軽感はあるんだろう。

最終的にはお金なのかな。今回も行政法人てことでバックがお国だし相手方が
目に見える特定な「個人」ではなく「物」というか大きなものとしては訴える側も
気分的にラクなのかもしれない。
必要以上に国の補助を叫ぶ万損住人みたいに。どこかに線引きはあるだろうというのが
もう曖昧になりすぎているんだろう。言われてもこっちも線引きの根拠ねーしな。

私が親なら。。。ウチの子がご迷惑お掛けしましたと頭のひとつも下げに行く。
あなたは子供がいないからそんなこと言えるのだと言われるかもしれないけどさ
子供いないし自分のモラルはそうだから やりたきゃ勝手にやってくれと言うしかない。
実際訴訟起こしたところで過失相殺の落としどころが どの程度になるのやら。

自身の感覚で相対的に考えることしかできない 法律すらルールすら明文化されていても
柔軟性があることは まぁイイ世の中なのかもしれないけど ちょいと生き難いかなと考える。