Bowling For Columbine

誰か来たときにでもBGV代わりにでもしようと放置していたがやっと見た。
先日見たマイケルムーアのAWFUL TRUTH「アホでマヌケなアメリカ白人」が私的には
ツボにハマった。アメリカ版モンティパイソンのノリだったからだ。

不定期な周期で自分のTVに対する志向が変わってきている。
ドラマでもバラエティでも子供の頃から鼻血が出るほど?見てきたが どうにも
作為的な演出が鼻について不快になった。するとドキュメンタリーや報道番組などに
移行しつつ また作為的な報道を感じて食傷して渡鬼に逃げるみたいなw

銃に対する脅威とメディアの情報操作に物申したいのは ごもっともなのだが
チャールトン・ヘストンの以前の会見を合間に差し挟んだり 取材を流したり
(流石役者さん主義主張がメタメタなのもご愛嬌。若き日のヘストンのポスター
が貼ってあるところでインタビューってのがちょっと(゚∀゚)ラヴィ!! だったが)
アメリカの殺戮の歴史を意図的にダラダラと流してみたり
Kマートから銃弾販売停止を取り付けるくだりも きっついパフォーマンスだなぁと。

何か似非リベラルぽさが匂ってしまうのは 私がひねくれてるからか。
水戸黄門の印籠みたいな大義名分を掲げて ムーア自身が情報操作をしているようで。

商業映画としてやるよりはTVか本で読みたいモノだなぁと。
純な人なんかは感動したりするんだろうなぁ。。。
まぁ くれじびりちーなんかの受け取り方も千差万別だから これで感動した人も
また違う自分なりに信頼度の高い見解の意見に触れて変わることもあるのだろう。

論理的思考も えてして単純な生身の人間の一つの志向でしかないということか。
なんにしても巨大なマスゲームのひとつでしかないんだろう。
スタンスは嫌いじゃないし面白いことは面白かった。マリリン・マンソンマンセー