御法度

日曜に留守録しといた「御法度」を見た。

流石は大島渚だ。相変わらずくだらねーｗ

ビートさんに　優作の息子の龍平　愛らしい武田真治に流行りの浅野忠信だ。
このへんのビッグネームもどき使ってりゃイイと思ってるのかな。
話題性を作る能力は流石だなとは思うが　どうも中身が薄い気がするじぇ。
原作は司馬遼太郎なのに。。。司馬が泣くぞ（たぶん）

戦場のメリ−クリスマスもそうだったけど　今回のテーマも「衆道」（たしかこの字？）
六欲煩悩の「性欲」を語るのが大島はお好みらすい。

大島渚と言えば　私の世代では「愛のコリーダ」であろうなぁ。。。
当時も散々映倫やらで問題になり話題をさらっていたのは記憶に新しい。
ご存知「阿部定事件」の映画化なのではあるが　まだ当時ヘア解禁でもない時代
カットの嵐で上映に踏み切った問題作（って私は実は見ていないのだ）
話するにも「ナベサダ」はイイけど「アベサダ」はダメみたいな(^^ゞ
それほど昔の人には「阿部定」というフレーズ自体が憚られたモノだった。

商業映画としてギリギリの性描写をすることが彼の望みなのだろうか？
ってか「セックス」抜きで何か撮ってみぃよ大島よ。根本原理だとは思うけどさ〜。。

あ〜「御法度」の話だったか（笑）　はい時間のムダっす、はい。
ちょっとウキキと思ったのは　崔洋一の口元のワンカットだけだなぁ。
あとカメオ出演で竹中直人がチラリ出ていたのは嬉しかった。そんだけ。

大島渚はビートたけしフリークなのは知っているけど　たけしを出せばそれでＯＫ！
みたいな根性が気にいらねー。

日本映画ってさ今でこそ井筒さんや手塚やＣＵＲＥの黒沢あたりが頑張ってるじゃん。
なのに大島は昔からたいした作品撮らず話題性重視で重鎮気取ってるのが嫌いなんだ。
＃って戦メリは嫌いじゃないけどさ。ボウイ出したのがベタではあった。

ともかく「御法度」撮ったビデオは上からプロレス撮ってやるに決定ｗ