ハンニバルライジングでGJワタシ

相変わらず忙しくて買い置きの本が貯まったまま。
先週やっと婆さんの通院待ち時間で何年か前に買っておいた
ハンニバルライジングを読んだ。


で今朝は珍しく早起きしたので録画済のHDDの整理をば。
これまた忘れていたけど映画化になったのを撮っておいたの発見。
やったーグッジョブワタシである。
んで仕方がないから朝からビールを空けて見ることに。


濃密な上巻1冊がたった18分で終わる。
妹への偏愛がピリとも描かれていないので繋がらない。
合法的に収容孤児院を出たのに脱走した脚本になっている。
引き取りにきたはずの養父の叔父は 脱走して訪ねて行った先で
既に死んでいて 血の繋がらない日本人の義理叔母だけだ。


さて見ながらヤフ映画のレビューを見ていた。
流石に羊たち。。。から続くシリーズがヒット作だったため
その数の多いこと多いこと。かいつまんで50位は見た。
んでまぁ好評とは言えないのですね。
つーかこの人たちって本当に映画しか見てないのねー。
そりゃ映画の内容は薄いわよ。本を読んでるからこそこれが
ダイジェスト版映像だなと思えば別段苦情はないな私。


全作の原作も映画化前から読んでいたりしたものがあって
当然に映画化は気に入らない。これは原作があるものには
付いて回るお約束なので映像美を愛でるしかないのだねー。
ただハンニバルのジュリアンムーアだけは美以前にイタダケナイ。
そんな程度かなぁ。。。


ほいで誰もがアンソニーホプキンスのイメージで語っているから
このライジングを嫌うわけでねぇ。。。
そして心理描写が皆無と言って等しいもんだから読んでない人には
わかんない単純な復讐にしか見えないもの。そりゃ浅いさ。
原作を読んでいるとご時勢でペドフィリアとも感じられる可能性が
不快であったけど 映画版を見るときちんとカニバリズムの概念で
展開してくれただけは ある意味救いかなとは思った。


そもそも羊たちの原作を読んでいたのなら 人物描写からし
ホプキンスはミスキャスト以外の何者でもないのだわ。
私的にはFBIの上司クローフォド(和訳はクロフォードとなってるのも不快)
がレクターのイメージに近い。細身の端正な人じゃなきゃ。
なので羊たちの映画化の時点でホプキンスだったのが嫌だった。
ホント一連の映画化で良かったのはレッドドラゴンくらいよ。
とりあえず消化ってことで再見不要物件。


ついでに撮りだめ分の勝新河内山宗俊を見ることに。
とりあえず一話終了。オモチロイオモチロイ。
2話目のオープニングの描写が素晴らしいなぁ。芳雄もカコイイ。
今日はこんなで一日ダメだなあw