お塩の裁判記録から思うこと一部転載

検察官「(専門医に)起座呼吸は苦しいのでしょうか」

証人「相当苦しいです。言葉になりません。突然言葉や奇声を発するようになり
空をつかもうとしたりします。意味不明な言動を取ろうとすれば周囲も分かります」

検察官「症状が表れたとき、周りの人が救急車を呼ぶことを期待できますか」

証人「通常の社会観念を持っていれば呼ぶべきです」

っとこれを読んでちょっとお塩を擁護してしまうかもなこと。
起座呼吸とは今回は肺水腫の症状に関して書いてあるが 喘息発作まさにコレ。

「あぐらをかいた」というくだりもあるのだが 横になると一層苦しさが増し
座らざるを得ない状態となるし ここで足を伸ばすとまたしても苦しいので
あぐらという描写は私的に凄く理解できる。私の場合は「女座り状態」だったが。

とにかくカラダを仰向けにもうつ伏せに出来ず苦しい中でも睡魔はあるので
頭まで高く布団を積んだところに寄りかかり(厳密には寄りかかると苦しい為
背筋をまっすぐな状態でキープできる環境にするのだが)同じくカラダの前にも
布団などを積み顔だけ寝る状態にして垂直を保つのが一番ラクだった。私は。

いずれにせよ呼吸困難の状態で 助けを呼ぼうにも言葉にならないのである。
苦しいや助けて等 表象しようにもきちんと言葉が出ないために周りの人には
理解不能で「ハングル語の『ような』言葉を発した」というのも捉え方の一つだろう。
私の場合は筆談を求めたかったが 言葉でそれを伝えられないし周りの人間が
想像し提案しない限りこの案もわかってもらえることはない。

思いやりの薄い人にはこの苦しさは解らないだろうなと思った。
首を軽く縦か横に振る意思表現しかできない中で 適切な質問を発することが
できる気の利いた人がいない限り無理だ。当然ウチの婆さんは不適切極まりない
タイプだったんでそりゃぁ苦しく憎悪に燃え上がる経験を散々してきたさw

喘息ですらこれだから今回の事案のようにクスリがキマっちゃってる状態では更に
意思の疎通など図りようがないよね。
まぁそもそもいつまでも救急車を呼ばないことがお話にならないわけだけど
いくらなんでもハダカで向かい合ってりゃ様子がおかしいことは判るだろうし
実際に判ってるわけだしな お塩。
つまりつくづく気の利かない頭の悪い男なんだろうなーという結論。
頭が悪いかどうかは別にしても とにかく自分のことしか考えない男なんだな。
少なくとも命くらいは助けてくれる男と出会わなきゃいけないよね。