何か忘れてると思ってたのよ

ジムばっか行ってるし遊んでばかりいたんでガツンと忘れていた巨人の星の更新。
2回で都合8話分を見逃す。もうすぐ最終回も近いというのに。
まぁ進行は遅いし そもそも「大事」じゃないんで諦めは軽くつくけど。

いつも通りクーラー利かせて布団にくるまって気持ちよく寝ながら見ていると
何のきっかけだったかウィキに行くシマツ。死んだ噂を聞かんし不思議に思って
探すと 川上さんてまだ生きてんのね。んでそこから何故か違うことに。

「湯口事件」というものを私は初めて知った。
当時は野球漫画どころか野球そのもの(巨人戦限定)も見ていたのに知らないとは
余程隠蔽されていた話なのか。そーいや当時ウチは読売と報知を購読していた。
つまり報道されなかった事件なのかと 今のご時勢では少しびっくりする。

今の誰でもなれる鬱病とはちょっと違うのよね世間の捉え方が。
まだ精神病院とかキチガイ病院で括られてしまう頃だもの。
沢村忠だって沼津の病院に入って 相乗効果でキチガイということについて
語られることが多かった記憶もまだまだ新鮮に私の中にはあったりする。
これまたそんな事実はウィキに語られていないのも不思議だが所詮ウィキだからねぇ。。。
パンチドランカー等の概念がなければ情報の少ない当時では短絡思考もやむなしか。
実際なぜあの鉄格子の病院にいたのかすら真相はわからんのだし。

んでもう何事も時効と思われる今なのに殆ど情報がないというのも凄い。
御遺族が情報を漏らさなかったのだろうかね。球団側さえも。
絶対的な緘口令が敷かれてしかるべしという状況は想像するに余りある。

今は自殺ということについてソフトに受け入れられる土壌が熟してしまったことが
良いのか悪いのかわからないけど 昔ほど自殺ということを隠蔽糊塗しようという
風潮が現代では弱まっているのは確かだと思う。
そうは言えあからさまに言うことでもないけどさ。ウチの従兄弟もそうだったし。

しかし本当に死んでしまうのは本人の資質が何よりも重要でしかないのよね。
今の鬱病と言われて喜んでいるようなクズどもと違って ここまで追い込まれた
湯口さんという人も気の毒である。世が世なら。。。かな。
懐古が良いことも悪いこともある。