ベクシルとだめだこりゃ

付き合いで「ベクシル 2077 日本鎖国」ってのを見た。
CGつーか3Dアニメつーかそんなの。

設定は興味を惹かれるものだし 音とかドタバタ場面の絵とか素晴らしい。
私が「マンガ」見慣れてないからかもだが3年程前の作品にしては上出来だと思う。
まぁ突っ込みどころは満載だけど 日本の人が作るのはこんなとこだろう。
ハリウッドならうまくCGかませて実写で作るだろう作品かと思う。

そして肝心のベクシル黒木メイサ。悪くはないと思う 決して良くはないが。
なんか初めて彼女を見た頃はキレイで好きなタイプだと思っていたんだけど
中井貴一のガンのドラマとか こないだの新参者とか。パッと見じゃなくって
きちんと一挙手一投足を見ていたら嫌いになってきた。
キレイに見えるのはたまーにで 殆どそのへんにいる中年女みたいなんだもん。
たぶんスリムじゃないし色が黒いせいだろうと自己分析をしているが。
それきりちょっと敬遠してるんで なんだー黒木メイサかーとちょっとげんなり。

メイサじゃなく肝心のベクシル(再び
こいつが出るたびに萎える。他の人や風景背景すべて私には良い出来に見えた。
ところがベクシルの質感が非常に悪い。出来が悪い。表情がもう悪い。最悪。
こいつが出るたび現実に引き戻される。これほんとイケテルねーちゃんに3Dかぶせて
作った方がよっぽどリアルで良いと思う。ゲーム画面を見ているようだった。

あとこういうのって表情は勿論だけど 特に「指」を作るのは難しいんだろうなと。
全部おんなじ指。耳はうっかり見なかったけど どちらも人間の差が著しい部位。
立体感がなくて原野で戦う男の指なんかもキレイすぎてね(苦笑

さてこのところ暇つぶしに芸能人本を買うようにしているが前回は殆ど外れた。
まぁ当たり前だろうけど(苦笑
今回は唐沢寿明の「ふたり」と長さんの「だめだこりゃ」
昨今唐沢フリークの私としては今までも漏れ聞いていた彼の見かけと違う性質が
よくわかって一層好きになった。山口智子が襲われたときはもう一人マネージャーか
ゴツイ男がいた報道を見た記憶はあったが やっぱ二人だったみたい。
まぁ嫁との話はどうでもいいかな。同年代ということもあり無名時代の新宿の話が
どこかで擦れ違ってたかもと思わされ一層楽しい。

だめだこりゃは無条件に良い。
高度成長期とドリフと同じ時間軸で育ってきた人なら 一々笑顔が沸いてくる話たち。
ブクオフで見かけたら買うべし。心が洗われる。
やっぱり私はこんな粋なじじいが大好きだ。