ショートドラマから

ロッペイちゃん 楽しんで演ってただろうなぁ。
http://video.msn.com?vid=76dadaa5-0cc0-499f-bf00-d2dd0c7dd3cd&mkt=ja-jp

それはイイんだけど 出てくる小学生の言葉が気になって困った。
はえーよ」「おせーよ」って言い方が。

私なんかも言うけどさ そうは言ってもオトナで冗談めかしみたいなものだ。
前にもこんなことを書いた記憶はあるけど イマドキ親が拳骨で子供を叩くくらいの
ことすら世の中は否定的で チビの頃から甘やかしてキレイな言葉で子育てを
してるんじゃないんかい世間の家は。
不二夫さんの死から 差別感情を更に修正しようと思っていたが こんなの見ると
こういう言葉を小学生に使わせるなんて親からしてほんとに育ちが悪いと思う。
まったく下品だと思う。

反面親側を擁護するとすれば(つーかそういう理由付けをするに決まってもいるが)
TVにしろネット配信にしろ こういった媒体できちんとした言葉を使わせろと。
バカなんだからマネするに決まってんじゃん。
リアリズムは薄いかもしれないが 大昔のドラマのおぼっちゃんおじょうちゃんの
セリフって今更ながら普通の家の子の設定でもキレイだった。

赤ひげに出てきた てて無し子で女郎屋に置いてきぼりされる貧乏な小娘や
腐れた長屋に住んでる大工なんかが それはそれはキレイな言葉遣い。
教育すら受けてるはずもなかろうに丁寧語や謙譲語が素晴らしい。
まったくもってこれについてはリアリズムの欠片もないなとは単純に思ったけれど
あれはあれでストイックな純粋さとでも言うか 敢えて際立たせるためのワザかなと
とりあえず解釈しておいた。あれで汚い言葉だと貧困の悲惨さが増すだけだものなと。