ハンナバーベラのジョセフさんが亡くなったスレから2

ジェリーは物陰に隠れて、ねずみを求めて猫がねずみ取りの近くに来るのを待っていました。
そして思惑通り猫が罠に向かって近づいてきます。 ジェリーはしめしめと思いました。
いつものように、自分がねずみ取りにひっかかるふりをして、逆に猫をねずみ取り
かけてやるんだ。
うふふ。手か尻尾を挟んだ猫の飛び上がる姿が頭に浮かび愉快です。

でも、その猫はトムではありません。
猫はチーズの近くまで来たとき、 ジェリーが出てくるより早く美味しそうなねずみの匂いに
気づき、目にもとまらぬ速さで隠れていたジェリーに襲いかかってきました。
ジェリーはいつもトムから逃げていたように逃げましたが、トムよりのろまなはずの猫に
すぐに追いつかれてしまい、体をガブリと噛まれました。
ジェリーも噛みつき返しましたが、トムより体が小さいはずの猫は平気です。
血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で、本当は鼠が猫と喧嘩して 勝てるわけが
ないことと、いつもトムはジェリーに「してやられた」ふりをして、
わざとジェリーを捕まえないでいたことを、そのとき始めて知ったのです。
トムの大きな優しさと友情に気づいたのです。

そしてトムがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。
かけがえのない友を無くした悲しみでした。
ジェリーの魂が体を抜けた時、空の上には優しく微笑みジェリーを待っているトムがいました。

「また喧嘩ができるね」
「のぞむところさ、今度こそは捕まえてやるぞ」
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猫好きの自分としては いつもいつもジェリーにしてやられるトムが可哀想で
ハンナバーベラ作品は好きで見ていたのに ことトムとジェリーに限っては余程のヒマと
気合がないと見ることはなかったターガン派。もうジェリーが嫌いで嫌いで^^;

子供の頃 日本のアニメ(私的にはマンガだな)だけでは今より食傷時期が早く
訪れたであろうと思うが ハンナバーベラと東京12チャンネルのおかげで幼少時代は
楽しかったのである。

それから。。。<a href="http://www.youtube.com/watch?v=wDWF8hznHZs">ディズニーをなめんなよ</a>と<a href="http://www.youtube.com/watch?v=k1TaI7h10xo ">ハンナバーベラ</a>の引き合いに出した人が
いたけれど そもそもちげーだろと。
黒歴史だと知ったかであげてくれるのはありがたいんだけどさー
敢えてメッセージ性の高いものと比較するよな問題じゃねー。