宮崎学VS上祐史浩2

この対談を見ても会社的というか組織を構築する実務に長けていると宮崎は上祐を
評価しているが 口には出さないまでもたぶん私も宮崎も同じく 彼らが予想外の
場面に遭遇した対処能力実務は皆無だと思うであろう。知恵がない。智慧がない。
これはアウトロー特有の感想かもしれんけどw

現在のアレフのやってることは社会に表面上迎合してるだけのことである。
心の平安を求めるだけならば 宗教じゃなくともカウンセリングにでも行きゃぁイイって話。
宗教としては致命的だとの言い分は至極もっともだと。
どっちにしても本当に心の解決できるのが無理なのは この歳になると実感だが。

他力本願な輩たちと宮崎は言う。私も思う。
自分もヘンな子だったので 機会があればオウムに入信していた可能性も否めないと
当時は思っていたが 信者たちがカリスマ性を訴えるほどあの男に心的・神的
尊敬が出来たかというとNOである。
そもそも自分を捨ててまで他人様を信用するほどぬるい人生歩いてねーし。

違和感をもったのは団体規制法の成立を引き合いに 法の下の平等を踏みにじり
身分法に他ならないと差別について宮崎が語るところ。
あなたそれでメシ喰ってんでしょーに(笑 とかニヤリと思ったりするんだけど
それでいて上祐は教団内で突出する教祖のような存在がいるからこそ盲目の信者に
歯止めが利かなくなる可能性が高くなるから合議制と民主主義で運営するのだと。
なんか言ってること二人が逆ならしっくりくるんだけどさw

ヤクザを例にとって解りやすく上祐に話してるつもりなのだろうけれども
上祐に限らず 一般の教育を受けてきただけの人に言っても理解できんだろ。
アウトローアウトローなりの知恵があり それは素人さんに言うことでもない。
せめて少しは理解できるのは共産主義思考くらいのもんじゃないかな。
歳とってちぃとヤキが回ったかいな宮崎さんと思ってしまったω

対外的な実務だけを取って上祐のことをリアリストと称していた宮崎学
誰がどう考えても この本は宮崎学VS上祐史浩なんかではなく
リアリストVSドリーマーだと思うけどな。もちろん本当のリアリストは宮崎学だ。