コロンボ再放送における覚書

毎晩々々飽きもせず録画。たまに見るからイイんであって毎日はクドイ。
とは言え また忘れた頃に見るのもムダだし書いておけ。

★構想の死角
これ次回見なくてイイ。スピルバーグ監督作品というだけで当時の「激突」テイストが
絵的に感じられたけど ストーリーが冗長で何度も見るもんじゃない。
これと前後して古畑再放送が陣内の笑うカンガルーだったのも脳内コラボ。
三谷幸喜自身認めてるように このコロンボのパクリぽくて苦笑する。

★別れのワイン
何度も見たなぁ。ドナルド・プレザンス そう「すねーくちゃん」の合衆国大統領。
プレザンスは大概どれも役柄が決まっていて 慇懃無礼な感じが好きだけど
この回に関してはある意味純粋な人で粋。ラストのセリフは何度聞いてもイイ。
レストランでのシーンから秘書の恐喝までのくだりは秀逸。
クラシックなフェラーリもピカピカで これだけでも見る価値はアリ。

★黒のエチュード
これも次回見なくてイイ。カサベテス主演ってのとコロンボの犬初登場の回ってだけ。
ラストで金持ちの女房に「キミのことを愛していた」と繰り返す犯人が面白い。
古い吹き替えで意図は不明だけど それが真なのか裁判を有利にするためなのか。

★二枚のドガの絵
これも冗長だけどラストが際立ってる。ちょっと絵的にヒッチのファミリープロット髣髴。
女性の吹き替えはどれも古めかしいオバチャン状でイライラするけど再見可物件。
弁護士役が大逆転のデューク兄弟ことドン・アメチー。この人も日本ではネームバリューないけど
時折いろんな作品で見ると嬉しい人。顔がイイんだな独特で。
しかも大逆転よりずいぶん古い作品なのに変わってないのが菅井きんみたいだω

★殺しの序曲
犯人が殺し支度を嬉々としてやってるオープニングが楽しい。
褒めて伸ばす小賢しい女の子がウザイ。こういうのがどうも好きじゃない。
黒エチュにもソレ系が出てきたけど コロンボは多かったような気がする。
黒エチュの子の証言は まんまとしてやられたコロンボにクスリとできたけど。
これも構想の死角と同じく犯人のプライドに賭けた展開。
ウエイトレスのチョイ役でジェイミー・リー・カーティスが出てた(なんとなく前にも記憶あり)
流石にただのチョイ役にはないインパクトある役。
エンドがないんでオープニングのクレジット見直したけど名前載ってなかった。

古いのはとにかく車がイイ。インパラとかデカイ米車はかっこいいや。