物持ちの良さに憂う

幼児期に四六時中タオルを離さずいたことを覚えている。ライナスかよ私。
親に無理に取り上げられたが(あんまり無理にすると良くない説もある)
その後なぜか割烹着にスイッチした。
後ろ身頃のヒモがついてる付け根の生地自体が縫われてない直線部分フェチ。

あの直線を爪の間にスル〜っとしたり 鼻の下にスル〜っとしたりが気持ちよかった。
おかげでいつも爪の間はキレイだったり 水分取られて鼻の下はガビガビだったりした。

これまた親に取り上げられて今に至るわけだが そのクセがなくなってしばらく後に
同じことやってみたら気持ちよくない。なぜ気持ちよかったのか自分でも理解不能

今更もう心理学的考察をするつもりはないし 矛盾だらけと言い切るのは違うけど
欲求をすべて性衝動に帰結するシグムントフロイト言うところの発達段階説にて
口唇期だとか肛門期だとか そういった頃に抑圧されたものが深層心理に未だ脈々?
なんてことを あんまりモノが捨てられないんで考えたりした。

今更30年も前の週刊誌なんか取ってたって仕方ないのにねぇ。
ポパイやブルータスの創刊号とか多分まだあるし(これはこれ貴重だろうけど・逃)

あと電化製品や車のパンフレット。
購入時にはスペックの比較対照しながら買うタチであるんだけど その時々に
候補に挙がってたモノと実際に購入したモノの両方バカみたいに取ってある。
何に使うのさねぇ(苦笑)いやまぁタマに出てきて眺めると懐かしいだけなんだけど。

一時 週プロが邪魔で 全部スキャナーで取り込んでCD保存しよう計画を綿々と練ってた。
しかし週プロ。。。広告まで捨てられない部分が多すぎて断念。
TVブロスは広告を破り捨て 興味ある部分だけファイリングしたけど。
だからって用もないのに番組表部分まで若干取ってあったりする。アホや私。。。

流石にこれではイカン!と ダンボールから本を出しながら決心を固めつつある。
いらない小説も処分しよう。本の帯や宣伝にたぶらかされて買ったベストセラーもの
もう読むこともないだろうし 第一愚作ばかりである。
だからって読まないまでも本棚にラディゲとかマノンレスコーが鎮座してるのが
自己満足で捨てられなかったりする。

この中途半端な蒐集癖は発達段階にココロに傷を負ったせいに違いない。
つーことにしとこうと思う。んなこたないが。
それじゃぁ世の中のヲタどもはみんな「私は傷を抱えてる」と酔ってしまうではないか(笑