山師が好きだ

昨今で言えばほりえもんだな。性根は別にしてもあのやりくちはアリだと思う。
まぁぬかるみの中にアンカー埋め込んで手抜き建造物を建てるという感じだが。
やれ成金だ拝金主義だと批判は多いが 妬み嫉みでしかないだろそれって。
金が欲しいというのは誰でもあると思うが それが悪と見なされるって何?

ほりえもん自体 後付のもっともらしい理由をつけてはいるが事業展開云々では
なく やってることは全てにおいて「投資」である。うまくいくかはお慰み。
外野から見てる分には こんなに面白いネタはない。

単純に言えば競輪や競馬でも株でもイイや。
大穴は置いておいても 千円が1万円にはなっても一億にはならんと言うことだ。
たった千円分の車券を買うにしても それなりリスク分散はするわけで。
ガチな鉄板などを割り振って8割 穴狙いで2割に分けて買うとかさ。
その時々でリスクのハイ&ロー度は異なるにしてもだ。
リスクヘッジを考えられるのが真のギャンブラーであろう。

大言壮語はイイ。目標を口に出すことで実現するということを彼も知ってるハズ。
もちろんいくらビッグマウスでも「出来ないだろなぁ」と感じてしまう人は多いが
とりあえず彼の顔には ただじゃ転ばないという風情が見え隠れするのもおもろい。
金がなくなりゃ相手にはされないが 既に個人資産の蓄財は万全だろうしね。
年収500万の人がリストラにあって路頭に迷うのとはワケが違う。

子供の頃に 大島やすいちの天下一大物伝(うろ覚え)というマンガがあったが
あぁいったサクセスストーリーは受け入れられるのに ほりえもんが批判を浴びる
のは何故なんだろうと。万人が資本主義に生きているというのにさ。
万人に好かれるよりも嫌われ者の方が強いんだよ。人の底が見えるから。

「金で女は買える」などと言った単純な比喩を素に取るオバカさんたちも呆れるが
金があろうがなかろうが 思い通りにはならないことなどナンボでもあるワケで
金さえあれば思い通りに出来ることの選択肢が広がるということなのに。

ほりえもん孫正義になりたいのか それともいずれ中江滋樹になるのかは
判らないが 慣行に穴を空ける器量は鬼買い。
文句言ってるヤツらが同じことできるのかと言えば限りなくNOに近いから。
とは言え 堀江貴文は別にしても ライブドアの社員は挫折に弱そうだなw