IP電話の巻

現在通信事業者は次世代通信のIP電話の顧客取り囲みに躍起となっている。

ヤフーの兄ちゃん姉ちゃんに至っては どう考えてもインターネットなどに
縁のない どえりゃーお年寄りまでも「電話料がタダになるんだ」というよな
営業展開をして契約を取っているのを見かける。

一般の回線でIP電話をやるためには ADSL回線にする必要がある。
つまりADSLの基本料2〜3千円とISP料金を払い それからっ!
初めてタダで掛けることが出来るのだ。

固定電話から市内(同じ局番)には3分8.5円。IP→固定は県外でも8円前後。
同じ事業者ならその8円も掛からず無料。だがしかし。。。

フツーに月額3千円程度で納まる家庭って一杯あると思うのに その倍額の経費を
掛けてIP電話にする必然なんか どこにもないじゃないか。

ただでさえ電話番号など覚えない年寄りに 固定番号と別に新たに050で始まる
番号が付加され それを聞いて掛けなければならない。
そんなん 少しは若い私だって面倒だ。固定と携帯に加えて番号増えるなんかさ
もうお腹いっぱいだよ。

よっぽどラブラブなカレシとカノジョなら 電話代が掛からないのは嬉しいけど
現実的には携帯使ってしまうでしょうに。あとは遠方の親にとかかな?
そこで立ち戻るのが電話代だけのために 激余分な月額基本料が発生するってこっちゃ。
なんだかなぁ。。。
固定電話さえなければ有用ではあるけど Bフレなんかでも固定は必要ですって
ノリでみかかは営業するんだしなぁ。。。

IP電話が根付くのはまだまだ時期尚早だなと思う。
そしてこれによって第二電電系は苦渋を強いられるな(長距離安くなるワケだから)
最終的には050ではなく 番号ポータビリティを隠し玉に持ってるんだろう。
それまでにどこが顧客を囲い込むかと言う 水面下でのサバイバル。。。

来月から私もIP電話の仲間入りだ。んでもまず使わないと思う。
だって掛ける相手もIPぢゃなきゃ いくら安くても意味ないぢゃんw

参考:固定から携帯に掛けるプランのお安いバージョンw
固定→ドコモーーーー→頭に0036+携帯番号
固定→auーーーーー→頭に0077+携帯番号
固定→ぼだほんーーー→頭に0088+携帯番号
(もっと安いフュージョンやメディアはあるけど契約が必要)
固定→ツーカーーーー→掛けなくてイイ 帰れ(逃爆)