イヤなこと思い出した

昨日のリフォーム番組から考える。。。

ウチの父親の口癖「あんなやろ〜はロクなぁモンじゃにゃ〜」
口を開けば他人様を否定的に言うことしかしない人間だ。

自分は先祖代々の家に住み 外に出たこともなく甘ちゃん育ち。
おばあちゃんの死ぬ前は 固定資産税やら家の掛かりはすべて
ばあちゃんが払っていた。父親は嫁(お袋)と子供(私)と住んでるだけだ。

近所の人が出世してみたり お家を土地から買って新築してみたり
そんなことを聞いても決して褒めることはしなかった。
職業蔑視も そりゃ〜酷かった。特にサービス業に対して。

「あの野郎はむかしウチの店子だったんだ」
「あの野郎はむかしヤクザだったんだ」
「金もにゃーくせに ムリして建てたって たゃ〜へんだろう」などなど。
そんなこと言いながら「たゃ〜へん」になったのは自分だったくせに。
店子に貸してた土地だって み〜んななくなっちゃったくせに。
父親は先祖からの土地を貰って家を建替えて 今まで払ったことなどない
ローンの支払い他に生活を乱されて 我が家は崩壊寸前まで行った。
危機管理が何もなかったからだ。危機と言うものを知らなかったからだ。

成り上がりってイイじゃないかと思うんだよ。
いままでがどんな生活をしていたって それだけ頑張った成果だもの。
エゴでもなんでも 自分の努力の証であろう。
賛辞こそすれ暴言を吐くことはいやだなぁ。妬みじゃんそんなの。
氏素性が良かろうが 現実は?ってこと親父は一生解らず終わるだろう。

現実的には15年ほど前に親の援助で建売買ったなんて同級生見たとき
「けっ」と思った。オトナになって考え変わったけど まだ少し「けっ」だなw
エラソなこと言っても私も妬みそねみで生きているな(^^ゞ

ウチの父親も 元々土地と住まいがなかったら新居を手に入れることが
できたか?それはそれで違う人生 違う意識になっていただろうけども。
反面教師のおかげか私は成り上がりの人生を選ぶな。って停滞しちょるけど(爆)
とは言え江口達也みたいな豪邸を手に入れることなんか出来ません(≧m≦)