冬のよろこび

ウチの猫娘(10歳)

暑いときでこそフローリングや玄関のタタキなど涼しいところを求めて寝てるが
寒くなると当然お猫様ゆえ暖かいところを求めて丸くなっている。

いまも布団の上で丸くなっている。それが昼間は枕元で寝ている。
しかし夜 私が寝る頃になると足元で寝ている。不思議だ。

夜はこたつやエアコンで暖を取る私だが寝るときは何もしない。
さて寝るかと思っても あったまるまで羽根布団は最初が冷たい。

ところが足元で寝てくれているので 布団に入っても冷たい足先がポカポカ。
猫たんぽなのである(笑)光熱費掛からなくてナイスなのである(^^ゞ

その後ウトウトしだすと私の顔を手でツンツンしてくる。
布団の中に入れろと言うのだ。むふむふ。
左脇にすっぽりと収まり 私の腕に前足を伸ばして しばらくするとイビキをかく。

もう猫人生の半分はゆうに超えている。あと何年この子のイビキを聞けるか
少しブルーになることも最近では多くなってきた。
明日かもしれないし まだ5年くらいあるかもしれない。

一人暮らしになってから飼いだして 大事に育てて10年も生きているが
実家の頃は何十匹もの猫も車に轢かれたり いなくなったりと安らかな死を
迎える猫は 1匹もいなかった。

この子は最後まで家にいる。初めて最期を看取れる猫になると思う。
そのときのことはあまり考えたくはないが 親バカでも最期のその日まで
舐めるように可愛がろうと思うのである。
あと何度一緒に冬を迎えられるだろうか。