何の恨みもないけれど

チョーヤの梅酒に家族揃って出ているのには やっとこの家族にも平穏が訪れたのかと
安堵こそすらせよ好感もてるかと言えば言えない村井国夫

一時期(というか俳優がバラエティ番組に頻繁に出るようになった当初か最近TV見ないから)
妙に駄洒落好きなキャラクターで「そういう人なんだ」とお茶の間に認識させただろう村井国夫
まぁ駄洒落が大嫌いな私からするとドン引きなんだけど。

そんな村井国夫の女グセの悪さはひところ噂であった。
記憶に薄いがスポーツ新聞の芸能欄とか女性週刊誌などでも広く取り沙汰されたのだと思う。
おかげで音無美紀子は宗教に走ったとか そんなキャプションもあったように思う。

村井国夫というビミョーな立ち位置に「いた」俳優と 確かTBSの昼のテレビ小説で主役だった
音無美紀子の関係性というのは素人にとっては女が上だったろうし にも拘らず
浮気するとは不届き千万と私も子供心に思っていたような気がする。

今の人は知らないだろうが 当時はNHKとTBSの朝昼の連続テレビ小説というものは
女優の登竜門としてスゴイ競争率の高かったものだった。
ウチではどちらも見ていなかったが 親戚の家に行くと朝はNHK昼はTBSと確実に
家族中で食事のときに見ていたのを今でも思い出す。
まぁそのあとは村井もそれなり売れて帳尻はあったのだろうけど。

そしてそんな彼女が乳がんとなり 私はこの世に神様はいないのかと音無美紀子の身の上の
不憫さと これでまた村井の浮気に拍車がかかるのかという危惧で一杯になった。
あんな男は糖尿にでもなってセックスできなくなればいいのにと思ったことが昨日のことのようだ。
ところがチョーヤ。なんなのさチョーヤ。好感度あるのかね。もっといい家族がいそーなもんだが。
つーかそもそも私には何の関係もないんだけどねw

っと音無美紀子はそもそも好きではなかったけど妙に肩をもってみる。
何故かと言うとバブルより少し前のことだったが 伊豆にベンツで来た村井国夫に遭遇。
村井国夫さんですよね?」というと「そうですよ」と。
ビミョーな自己顕示欲(本人は知ってて当たり前と思ったか当時は名前が浮かぶほどの
人ではなかったはず。私がテレビっ子だったせいだ。それとも自分の購買層ではない
娘っ子の私にまで知られていると自負されたかと思うと些か悔しかった)

っとそれだけのことだけど そのときベンツの助手席に乗っていたのは音無ではなかった。
おかげで四半世紀ほど私は勝手に村井国夫の下半身に怒っているのだ。ごめんね国夫。